「神社に参拝したいけど、参拝するのにダメな日ってあるの?」
そんな不安を感じたことはありませんか?
よくあるのは
というもの。
しかしその日が本当に神社参拝と関係があるのか、実は知らない人が多いのが現状です。
この記事では、不成就日や仏滅に神社に行ってはいけないのか?また、2025年に参拝してはいけない日はいつなのか?を完全解説します。
参拝してはいけない日とは?知っておくべき基礎知識
神社参拝は願い事を叶えたい、心を清めたい、運気を上げたい…。そんな特別な思いを込めて行う神聖な行為です。
しかし、ここで重要なポイントが。
神社参拝には「避けるべき日」と言われている日があるんです。
具体的には:
- 暦注で定められた縁起の悪い日(不成就日、仏滅など)
- 体調や心身の状態に関わる日
しかし、この中で、神社とは全く関係ない・参拝しても問題ない日があるんです。
具体的にいつが避けなければならないのか。逆に避けなくても大丈夫な日はいつか。
その理由と対策について、順番に見ていきましょう。
参拝してはいけない日はいつ?その理由は?
「参拝してはいけない日」と言ってはいますが、それはあくまで一般的に「よくない日」とされているだけのこと。
実際には、神社や神道に関係のない日まで「参拝してはいけない日」とされているんです。
ここでは本当に参拝してはいけないのかどうか、確認してみましょう。
不成就日(ふじょうじゅひ)
不成就日(ふじょうじゅひ)は願い事が成就しにくい日とされています。
特に、新しいことを始めたり願いごとをするのには適さないと考えられています。この日は計画がスムーズに進まず、途中で行き詰まることが多い日。
神社に行ってもよくないのでは?と避ける人も多い日です。
しかし、不成就日は神社とは関係ありません!
特に「日を選ぶ」占いをしている占い師から見ると、不成就日は「凶の日」という解釈もないと考えています。
【不成就日とは?】
・「選日」でよい日選ぶときに使われていたとされていますが、実際にはほんの短い期間だけしか使われていない
・選日でも「不成就日」は採用されていなかったという話もある
・幕府の許可なく発行された民間の暦に記載されていた
・月ごとに日付が決まっており、吉凶の根拠が乏しい
・神道との関係性もない
つまり、不成就日に神社参拝に行っても何の問題もない、ということです!
私は個人的に「不成就日」は全く気にしておりません。「凶の日」という意識もありません。
なので、不成就日でも参拝に行っても大丈夫です!
仏滅
仏滅は六曜の中で最も縁起が悪いとされる日です。「物事が滅びる」と解釈されるため、お祝い事や新しいスタートには不向きと考えられています。
ただし、仏滅だからと言って、神社にお参りに行ってはいけない、ということはありません。
六曜は神道とは関係性がないため、お参りに行くことは問題ないんです!
どうしてもこの日に参拝したい場合は、気持ちを切り替えるための厄除けやお清めを意識すると良いでしょう。
仏滅は避ける人が多いけど、私はこの日も個人的には参拝を避けることはありません。むしろ人が少なくていいかも(笑)
赤口(しゃっこう)
赤口は、六曜の一つで「午前11時から午後1時のみ吉」とされる日です。
その他の時間帯は凶とされており、特に火や血に関わる災いを連想させることから、事故やトラブルを避けるために注意が必要です。
ただ、こちらも六曜なので神道とは関係がなく、赤口に神社参拝しても問題ありません!
【でも時間が気になる…という人はここをチェック】
・11時~13時の参拝がベスト
・他の時間帯は避ける
・火気に関する注意が必要
この日も個人的には避ける日ではありません。気になる人は時間を調整して参拝するのをおすすめします。
鬼宿日(きしゅくび)
鬼宿日は、暦注の一つで「鬼が宿にいて外出しないため安全」と考えられる日です。しかし、婚礼や契約事には不向きとされるため、参拝でも慎重になる人が多いです。
ただし、こちらも中国の「二十八宿」という暦から伝わった概念のため、日本の神道や神社には関係ありません。
鬼宿日に神社参拝しても問題ありません!
ただ、結婚には不向きと言われる日なので、結婚したい・相手が欲しいという気持ちを持っている人は、気分的に避けた方がいいかもしれませんね。
【結婚できなかったらどうしよう、気になる…という人はここをチェック】
・結婚祈願は避ける
・普通の参拝なら問題なし
結婚祈願をしないので(笑)、私個人は全く気にしていません!
生理の日
女性にとって生理の日は体調が優れないことも多く、参拝を避けるべきか悩む人もいるでしょう。
生理中は「穢れ(けがれ)」と捉えられることもありますが、現代ではその解釈は薄れてきています。
ただし、体調が万全でない場合は参拝を控え、心身が整ったタイミングで訪れることをおすすめします。神様への敬意を表すためにも、清潔な服装で気持ちよく参拝できる日を選びましょう。
【生理の日に参拝をするなら】
・体調を最優先
・清潔な身なりを心がける
・無理のない範囲で参拝を
私が個人的に気にするのはこの日!
穢れという意味ではなく、体調が優れない日が多いので、できるだけ神社のような自然が多い場所への外出は避けているからです。
ただ、旅行で普段は行けない場所の神社や、記念の日に行きたい、という場合は生理でも参拝します。
自分の解釈で「大丈夫!」と思えば、参拝しても大丈夫だと個人的に思います。
参拝におすすめの日はいつ?吉日を見つけるポイント
神社参拝をする際は、吉日を選ぶことでより良い運気を引き寄せることができると言われています。吉日とは、物事を始めるのに縁起が良いとされる日で、六曜や暦注を基準に決められています。
参拝におすすめの日については、別記事で詳しくご案内しています。
まとめ:神社に参拝してはいけない日はない
この記事では、2025年の参拝に適した日と避けるべき日について詳しく解説しました。
不成就日や仏滅には神社参拝はよくないと言われていますが、実際には神道とは関係ないため、参拝は全く問題ありません。
神社参拝で運気を高めるためにも、日取りを気にするのではなく、自分の心を整え、気持ちを穏やかに参拝できることが大切だと思います。
是非2025年は、よい日を選んで、神社へ参拝してみてくださいね。